電話する

WEB予約

地図

メニュー
ヘッダーオファー

親知らずの抜歯で迷っている方たへ|判断・治療法・費用・対処法を丁寧に

2025年6月16日

「親知らずを抜いた方がいいと言われたけど、なんだか怖い」
「費用ってどれくらい?」
そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

親知らずの抜歯には、痛みや費用、治療後の生活など、わからないことがたくさんありますよね。
当院にも、「抜くべきか迷っている」「どこで相談すればいいのかわからない」といった声が日々届いています。

この記事では、親知らずの抜歯が必要なケースや、治療の流れ、費用、術後の注意点までをわかりやすくまとめました。
少しでも不安を減らすきっかけになればうれしいです。

三宮・元町 おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科には、親知らずの抜歯が得意なドクターが在籍しています。

「大学病院を紹介されたけど、通いやすいところで抜きたい」
「他院で難しいと言われたけど、一度診てほしい」
そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。

📅 ご予約はこちらから
👉 WEB予約ページへ進む

 

その親知らず、本当に抜いた方がいい?

すべての親知らずが抜歯の対象とは限りません。必要なケースとそうでないケースについて、次の項目に沿ってわかりやすく解説します。

  • 抜歯を考えた方が良いサイン
  • 今すぐ抜かなくても良いケース
  • 放置するリスクと抜歯のメリット

抜歯を考えた方が良いサイン

すべての親知らずを抜く必要があるわけではありません。ただ、次のような症状がある場合は、将来のトラブルを防ぐためにも抜歯がすすめられます。

  • 歯ぐきがよく腫れたり、痛くなったりする
  • むし歯になっている
  • 斜めや横向きに生えていて、隣の歯を押している
  • 歯並びに悪影響を与えている

放っておくと、健康な隣の歯まで悪くなることもあります。気になる症状があれば、まずは歯科医院で相談してみましょう。

今すぐ抜かなくても良いケース

抜歯を急がなくていいケースもあります。

  • まっすぐきれいに生えていて、上下で噛み合っている
  • 歯みがきがきちんとできていて、トラブルの兆候がない
  • 骨の中に完全に埋まっていて問題が起きる可能性が低い

大切なのは、自分の親知らずの状態を正しく知ること。レントゲンやCTで診断を受け、必要かどうかを歯科医師と一緒に判断しましょう。

放置するリスクと抜歯のメリット

抜いた方がよい親知らずをそのままにしておくと、むし歯や歯周病を引き起こすことがあります。
痛みや腫れが出たり、歯並びが崩れたり、隣の歯の根が溶けることも。

一方で、抜歯にはリスクを防ぐメリットがあります。お口の中が清潔に保ちやすくなり、口臭改善につながることもあります。

当院での抜歯までの流れ(一例)と準備

初診から抜歯当日までの流れをあらかじめ知っておくと、安心して治療に臨めます。抜歯の流れ(※あくまで一例です)と準備すべきポイントもご紹介します。

初診〜カウンセリング

問診票に記入いただき、全身の健康状態やアレルギーなどを確認します。その後、親知らずの状態を診察し、必要に応じてレントゲンなどの検査を行います。

抜歯が必要な場合は、治療の選択肢や期間、費用について丁寧に説明があるので、気になることは遠慮なく聞いてください。

CT検査など

親知らずが深く埋まっていたり、神経に近い場所にある場合は、歯科用CTを使って三次元的に確認します。歯の根の形や神経との距離がわかることで、安全な治療計画を立てることができます。

抜歯当日の流れと処置時間の目安

当日は体調を確認し、もう一度治療内容の説明があります。
局所麻酔をしてから抜歯を行うので、処置中の痛みはほとんど感じません。

  • 簡単な抜歯:15〜30分
  • 難しい抜歯:30〜60分

抜歯後はガーゼで止血し、痛み止めや抗生剤が処方されます。

抜歯後の痛みや腫れ、どう過ごす?

抜歯後の痛みや腫れは、ほとんどの方が気になるところ。ピークの時期やケア方法を知って、落ち着いて対応しましょう。

痛みや腫れのピークは数時間後~3日後

症状の目安は以下の通りです。

  • 痛み:麻酔が切れて数時間後〜翌日がピーク
  • 腫れ:2〜3日後がピーク

多くの場合、1週間ほどで落ち着きます。
無理せず薬を服用し、異変があればすぐに歯科医院に連絡を。

ドライソケットに注意

抜歯後、強い痛みが続く「ドライソケット」という合併症があります。
血のかたまりが取れてしまい、骨がむき出しになってしまう状態です。

ドライソケットの主な原因は以下のとおりです。

  • 強くうがいをしすぎる
  • 傷口を触る
  • 喫煙

予防には、次のことに気を付けることが大切です。

  • うがいは控えめに
  • 傷口を触らない
  • 禁煙を意識

自宅でできるケア

ご自宅でできるケアには次のようなものがあります。

  • 痛み止め:我慢せず、早めに服用しましょう。
  • 冷やす:頬の外側から優しく。直接氷を当てないよう注意しましょう。
  • 安静に:激しい運動・飲酒・長風呂は避けて、ゆったり過ごしましょう。

抜歯後の生活で気をつけたいこと

抜歯後の過ごし方によって、治りのスピードが変わります。食事や運動など、気をつけたい生活上のポイントをまとめました。

当日〜数日間の過ごし方

傷口を刺激しないことが大切です。以下のことに気をつけましょう。

  • 激しい運動
  • 飲酒
  • 長時間の入浴(シャワー程度に)
  • 喫煙(できる限り控えましょう)

食事は麻酔が切れてから

麻酔が切れてから食べ始めましょう。

おすすめ

  • おかゆ、スープ、ヨーグルト、ゼリーなど

避けたい食べ物

  • 硬いもの、香辛料、熱すぎるもの、小さい粒(ごま等)

なるべく抜歯していない側で、ゆっくり噛んでください。

学校や仕事はいつから?

デスクワークであれば翌日から復帰できる方もいます。ただ、痛みや腫れが強く出る場合もあるので、余裕をもったスケジュールがおすすめです。体を動かす仕事や、人前で話すお仕事の場合は、1〜2日お休みを取ると安心です。

保険適用と費用の目安

「どれくらい費用がかかるの?保険は使える?」といった疑問にお答えします。治療前に知っておきたい費用の基本をまとめました。

保険が使えるケース

親知らずに痛みやむし歯などの症状がある場合、多くは保険が適用されます。予防的な抜歯も、医師の判断で保険適用となることがあります。一方で、矯正治療のために健康な歯を抜く場合などは、自費となることも。事前にご確認ください。

費用の目安は5,000円~

費用は、親知らずの状態によって異なります。

  • 簡単な抜歯:5,000円前後(保険3割負担)
  • 難しい抜歯:10,000円以上になることも

CT検査が必要な場合は、別途費用がかかります。

費用に関してよくあるご質問

Q:抜歯の費用は、なぜ医院によって違うのですか?

A:親知らずの抜歯費用は、歯の生え方だけでなく、検査内容や使用する設備によっても変わります。そのため、同じような処置であっても、医院によって費用に差が出ることがあります。

Q:医療費控除の対象になりますか?

A:年間の医療費が一定額を超えると、確定申告で医療費控除が受けられる場合があります。
親知らずの抜歯も対象になることが多いため、領収書は大切に保管しておきましょう。

難しい親知らずはどうする?他院で断られた場合は?

親知らずの位置や状態によっては、抜歯の難易度が高くなることがあります。「うちでは難しい」と他の歯科医院で断られた経験のある方も、あきらめる必要はありません。
抜歯が難しいケースの特徴や、専門的な対応が必要な場合の選択肢をご紹介します。

抜歯が難しいケース

次のような親知らずは、特に注意が必要です。

  • 骨の中に深く埋まっている(埋伏歯)
  • 真横に倒れて生えている(水平埋伏智歯)
  • 歯の根が顎の神経に近接している(神経近接)

これらの場合、抜歯にはCTなどの精密な検査と、歯ぐきや骨の処置を伴う専門的な技術が求められます。無理に処置をすると、神経の損傷や術後トラブルにつながるリスクもあるため、慎重な診断と計画がとても大切です。

難しい抜歯は専門医や口腔外科で対応

難しい親知らずの抜歯は、口腔外科の専門領域に該当することが多くなります。大学病院や総合病院、または口腔外科を標榜する歯科医院では、CTや生体モニターなどの設備を活用しながら、安全に処置を行える体制が整っています。

必要に応じて、点滴や全身管理のもとでの抜歯にも対応している場合があります。紹介状が必要となるケースもありますので、まずはかかりつけの歯科医師に相談してみてください。

他院で断られても、あきらめないで

「大学病院を紹介された」「近くの歯科医院では無理と言われた」
そうした経験のある方でも、別の医院では対応可能なことがあります。

医院ごとに対応できる範囲は異なり、CTや口腔外科の設備があるクリニックであれば、難症例でも対応できるケースが多くあります。

ご自身の状態を正確に把握し、より安全な治療を受けるためにも、セカンドオピニオンを受けるのはとても有効です。

「本当に抜けないのか」「別の選択肢はあるのか」

不安なままにせず、一歩踏み出して相談してみてください。

当院での親知らず抜歯について

三宮・元町 おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科では、不安を抱える患者さまにも安心して受けていただけるような親知らず治療を心がけています。痛みへの配慮はもちろん、難しいケースへの対応、術後のサポートまで、すべてに丁寧さと思いやりを大切にしています。

痛みに配慮したやさしい治療

「注射が苦手」「怖くて不安」という方もご安心ください。当院では、できるだけ痛みを感じにくいよう、次のような工夫を行っています。

  • 表面麻酔を行い、注射のチクッとした刺激をやわらげます
  • 麻酔はゆっくりと丁寧に注入し、圧迫による違和感も最小限に抑えます
  • 治療中はこまめにお声かけを行い、リラックスして治療を受けられるようサポートします

「痛そう」「怖そう」と感じている方も、安心してご相談ください。

抜歯が得意なドクターが在籍しています

当院には、親知らずの抜歯を得意とする歯科医師が在籍しています。大学病院での研修や、口腔外科領域での豊富な経験を活かし、患者さま一人ひとりに合わせた丁寧な対応を心がけています。

「どこで抜いたらいいかわからない」「他院で断られてしまった」
そんな方にも安心してご相談いただける体制を整えています。
気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。

CT完備・術後のフォローも丁寧に

安全な抜歯には、正確な診断と術後のケアが欠かせません。
当院では、歯科用CTを使って、歯の根の形や神経との位置関係を三次元的に把握。
より安全で的確な治療につなげています。

また、抜歯後の腫れや痛みへのケアも丁寧に行っており、
万が一のトラブルにも迅速に対応できるよう体制を整えています。

「術後に不安が残らないように」
そんな思いで、治療後もしっかりサポートさせていただきます。

まとめ

親知らずは、すべてを抜く必要があるわけではありませんが、痛みや腫れを繰り返している場合は、早めの対応が安心です。

特に、難しい位置にある親知らずや、他院で抜歯を断られたケースでも、KOTA歯科では対応可能な場合があります

「これって抜いた方がいいのかな?」「怖いけど相談だけしてみたい」
そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。患者さまに寄り添ったやさしい治療を心がけています。

📅 ご予約はこちらから
👉 WEB予約ページへ進む

抜歯後の食事ガイド!NG食品やおすすめ市販品、食べ方を解説

2025年6月11日

抜歯をした後は、口の中がとてもデリケートになります。どうやって食事をとればいいのか、何を気をつければいいのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、抜歯後の食事に関するお役立ち情報をわかりやすく解説します。安心して回復期間を過ごせるよう、やさしく丁寧に食事ケアの方法をご紹介します♪

三宮・元町 おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科からのご案内

抜歯後の痛みや食事、傷の治りなど、不安に感じることがたくさんありますよね。
三宮・元町 おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科では、抜歯後のケアにも力を入れており、ちょっとした違和感や心配ごとでもお気軽にご相談いただけます。

また、「大学病院を紹介されたけど、通いづらくて…」「本当にこのままで大丈夫?」という方も、ぜひ一度当院へご相談ください。抜歯の経験が豊富な歯科医師が在籍しており、やさしく丁寧に対応いたします。

食事はいつからできる?治り具合に合わせたスケジュール

抜歯後の食事は、回復の段階に合わせて少しずつ進めていくことが大切です。特に最初の数日は注意が必要です。

抜歯当日は刺激の少ない液体やゼリーがおすすめ

抜歯当日は、痛みや違和感を感じやすく、無理に食べると傷口に負担がかかることもあります。

ゼリーやプリン、スープなどのやわらかくて刺激の少ないものがおすすめです。冷たいものは痛みをやわらげてくれるため、甘さ控えめのアイスクリームも良いでしょう。

翌日〜3日目はやわらかい食事が基本

2日目以降は、やわらかい固形物であれば少しずつ取り入れても構いません。

お粥やスムージー、やわらかく煮た野菜などが適しています。スープにパンを浸して食べるのもおすすめです。味付けは薄めにして、香辛料は控えめにしましょう。

1週間以降は少しずつ通常食に移行してOK

1週間ほど経過し、痛みが落ち着いてきたら、少しずつ普段の食事に戻していきます。ただし、硬いものや噛みにくいものはまだ避けた方が安心です。

焼き魚や蒸し野菜、やわらかいお肉などを少しずつ噛んで食べましょう。食事を楽しめる状態かどうかを確認しながら進めるのがポイントです。

抜歯後におすすめの食べ物と工夫

抜歯後の体にやさしい食材や、手軽に取り入れられる工夫を知っておくと安心です。

体にやさしいおすすめ食材

豆腐、卵、お粥、スムージーなど、やわらかくて消化の良い食材がおすすめです。特に豆腐は栄養価が高く、どんな料理にも使いやすいため便利です。

バナナ入りスムージーやポタージュスープなども、ビタミン・ミネラルが摂れて回復を助けてくれます。

市販で手に入る便利な食事アイテム

市販のゼリー飲料やスムージー、栄養補助ドリンクなどは、忙しいときでも簡単に栄養を補えるので便利です。最近では種類も豊富で、味のバリエーションもあるため、飽きずに取り入れやすいのも嬉しいポイントです。

しみない・噛まなくていい食べ物の選び方

酸味が少なく、しみない食材を選ぶと安心です。クラムチャウダーやかぼちゃのスープなど具だくさんのスープは、満足感がありながら噛まずに栄養が摂れます。固形物は小さく切って、スープと一緒に飲み込むようにするとさらに食べやすくなります。

傷口を悪化させないために避けたい食べ物

傷口を守るためには、避けたほうがよい食べ物もあります。意識して選びましょう。

固い・熱い・辛い食べ物は傷口を刺激する

ポテトチップスやフライドチキンなどの固いものは、噛んだ際に傷口を傷つけてしまう可能性があります。熱すぎるスープや辛い料理も、炎症や出血の原因になるため注意が必要です。食べる前に十分冷ましてから口にするようにしましょう。

アルコール・炭酸・香辛料は控えるべき理由

アルコールや炭酸飲料、香辛料は、傷口の出血や痛みを悪化させるおそれがあります。特にアルコールは体の治癒力を妨げるため、回復を遅らせることも。できるだけ控えて、体にやさしい飲食を心がけましょう。

知らずに選びがちなNG食品リスト

見た目がやわらかそうでも、意外と傷口に負担をかける食べ物があります。以下のような食品は、抜歯直後〜回復途中の時期には避けるようにしましょう

❌硬い・パリパリ・ザクザク系

  • ピザの耳(クラスト部分)

  • クラッカー

  • ハード系のロールパン・フランスパン

  • おせんべい

  • ナッツ類(アーモンド、クルミなど)

  • グラノーラやシリアル

  • ポップコーン

❌弾力・噛みごたえのある系

  • ステーキや焼肉

  • 鶏のから揚げ、フライドチキン

  • イカ、タコ、貝類

  • 餅や団子

  • こんにゃく・ちくわ

❌粘着・ネバネバ系

  • ガム

  • キャラメル

  • ハイチュウやソフトキャンディ

  • 納豆(糸が患部に絡みやすい)

❌口内を刺激する・熱すぎる・冷たすぎるもの

  • カレーやキムチなどの辛い料理

  • 熱々のスープや鍋

  • 氷入りドリンクをゴクゴク飲む

  • 酸っぱい果物(オレンジ、グレープフルーツ、パイナップルなど)

❌乾燥してパサつくもの

  • クッキーやスコーン(細かいかけらが傷に入りやすい)

  • パサついた鶏むね肉

  • ぼそぼそした焼き菓子類

💡ポイント:
NG食品は「噛む力」「刺激」「形状」に注目すると見分けやすいです。一見やわらかそうでも、“パリッ”“モチッ”“ネバッ”とするものは避けた方が安心です。

食事以外で気をつけたい生活のポイント

食事の工夫に加えて、生活習慣を見直すことで、回復がスムーズになります。

正しいうがい・歯みがきで傷口を守る

歯みがきやうがいは、傷口に触れないようやさしく行いましょう。力を入れすぎると、かさぶたが取れて出血する可能性があります。歯ブラシはやわらかいものを使い、歯みがき粉は刺激の少ないものを選ぶと安心です。

喫煙・飲酒は傷の治りを遅らせる原因に

たばこやお酒は、血流や免疫に影響を与え、治りを遅らせることがあります。特に抜歯後すぐの数日は控えるようにしましょう。

回復を早める生活リズムと栄養のとり方

睡眠と休息をしっかりとり、栄養バランスの良い食事を意識しましょう。ビタミンB群やビタミンC、亜鉛などの栄養素は、体の修復を助けてくれます。ストレスをためず、心も体もやさしく整えることが大切です。

困ったときのQ&A

空腹時にどうしても食べたくなったら

軽めのヨーグルトやバナナなど、噛まずに食べられるものを少量ずつとるようにしましょう。満腹になるまで食べるのではなく、空腹感をやわらげるイメージで取り入れると安心です。

痛みや出血が長引くときの対処法

数日たっても痛みや出血が治まらない場合は、自己判断せず歯科医院に連絡しましょう。適切な処置を受けることで、安心して回復に専念できます。

食事中のトラブルとその対応まとめ

食事中に突然痛みを感じたり、出血した場合は、すぐに食べるのを中断し、口の中を冷やしましょう。それでも症状が続く場合は、無理せず歯科医に相談することが大切です。

抜歯後も安心して過ごせるよう、このガイドが少しでもお役に立てば嬉しいです。焦らず、やさしいケアで体をいたわりながら、元気に回復していきましょうね。

【抜歯専門外来】親知らずは保険がおりる?抜歯の必要性や費用、痛みについて解説

2025年5月19日

「他の歯医者で親知らず抜歯を勧められたけど、本当に必要?」
「費用はどれくらい?」
「痛みが心配…」

そんな疑問やお悩みを持つ方へ、KOTA歯科がわかりやすく解説します。

当院では、大学病院紹介レベルの難しい親知らず抜歯にも対応しています。


親知らずの抜歯をした方が良いケース

親知らずを抜歯した方が良いケースは主に以下の通りです:

● 炎症や痛みがある・繰り返している
● 斜めや横向きに生えて他の歯を圧迫している
● 半分だけ露出して虫歯・口臭の原因になっている
● 将来的に問題を起こす可能性が高い

一方、まっすぐ正常に生えている場合や、完全に骨内に埋まっていて症状がない場合は、必ずしも抜歯する必要はありません。

「抜いた方がいい」と言われても、なぜ抜歯が必要なのか理由をきちんと説明してもらいましょう。当院では、レントゲン画像をお見せしながら、実際の状態と治療の必要性を丁寧に説明します。


親知らず抜歯は保険適用される?

親知らずの抜歯は、「治療が必要な医学的理由がある場合」に健康保険が適用されます。

● 痛みや腫れがある
● 虫歯になっている
● 周囲の歯に悪影響を及ぼしている
● 炎症を繰り返している
● 将来的に問題を起こす可能性が高い

ただし、「なんとなく気になるから」など医学的理由のない抜歯は保険適用外になることがあります。


親知らずの抜歯の費用目安は?

費用の目安(3割負担の場合):

● 簡単な抜歯:約1,000〜2,000円(通常の抜歯、歯が見えている場合)
● 中程度の難しさ:約2,000〜3,000円(一部が埋まっている場合)
● 難しい抜歯:約3,000〜5,000円(完全に埋まっている、横向きの場合)
● 初診料・レントゲン代などを含めると、トータルで約5,000〜8,000円が一般的です。

難しい症例でも、健康保険を使えば比較的リーズナブルな費用で治療できます。

「大学病院を紹介された」という方も、当院で保険診療として対応できる可能性があります。


抜歯の痛みはどれくらい?どう対処する?

「親知らずの抜歯=痛い」というイメージをお持ちの方も多いですが、現代の技術では痛みを最小限に抑えられます。

<抜歯時の痛み>
● 処置中は麻酔をしっかり行うため、痛みはほとんどありません
● 麻酔注射の痛みも表面麻酔で軽減します
● 痛みに弱い方には、麻酔を追加することも可能です

<抜歯後の痛み>
● 2〜3日間は軽い痛みや腫れが出ることがあります
● 鎮痛剤を処方するので、痛みを感じたら服用してください
● 多くの場合、3〜4日で痛みは落ち着きます

<心配な方へ>
● 緊張をほぐすリラックス法の提案
● 痛みに合わせた麻酔量の調整
● 処置の途中でも遠慮なく合図できる環境づくり


抜歯後の日常生活はどうなる?仕事や予定は?

<抜歯後の生活目安>
● デスクワークなら翌日から可能な場合が多い
● 激しい運動や長時間の会話は2〜3日避けた方が良い
● 飛行機搭乗は1週間程度避けることを推奨

<腫れについて>
● 腫れのピークは抜歯後24〜48時間
● 腫れの程度は個人差あり(軽度〜頬が膨らむ程度)
● 氷嚢などの冷却で腫れを抑制できます

重要な予定がある場合は、予定の1週間前までに抜歯を済ませておくと安心です。結婚式や大事なプレゼンの直前は避けましょう。


大学病院の口腔外科をお考えの方へ

「大学病院でないと難しい」と言われた方でも、当院で対応できるケースが多くあります。

● 口腔外科での豊富な抜歯経験を持つ歯科医師が担当
● 神経や血管に近い難症例にも対応
● 完全埋伏(骨に埋まっている)親知らずの抜歯実績多数

現在お持ちのレントゲン写真があれば、当院での治療可能性を事前に判断できます。お気軽にご相談ください。


よくある質問(FAQ)

Q. 妊娠中や授乳中でも親知らずの抜歯はできますか?

A. 妊娠中は基本的に安定期(4〜7ヶ月)がおすすめです。授乳中は抜歯可能ですが、使用する薬剤によっては一時的な授乳中断が必要な場合があります。

Q. 抜歯後、どんな食事をとればいいですか?

A. 抜歯当日は柔らかく冷たいもの(アイスクリーム、ゼリーなど)がおすすめ。翌日からは徐々に普通の食事に戻せますが、抜歯部位を避けて反対側で噛むようにしましょう。

Q. 親知らずを抜かないとどうなりますか?

A. 問題がある親知らずを放置すると、繰り返す炎症、隣接歯の虫歯、歯並びの悪化、まれに嚢胞形成などのリスクがあります。定期的なチェックが必要です。

Q. 全身麻酔や静脈内鎮静法での抜歯はできますか?

A. 当院では局所麻酔での治療が基本ですが、極度の不安や恐怖心がある方には、ご相談に応じて対応策をご提案します。


親知らずの抜歯でお悩みの方へ

親知らずの抜歯でお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。現在の状態を詳しく診査し、お一人お一人に合った最適な選択肢をご提案します。

セカンドオピニオンも歓迎です。お気軽にご予約ください。

抜歯後の歯磨きと痛み|正しい過ごし方・注意点を歯科医師が解説

2025年4月29日

こんにちは。神戸の三宮・元町おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科です。

今回のテーマは抜歯です。

歯を抜いたあとは、

「いつから歯磨きしていいの?」
「痛みはいつまで続くの?」

と不安になりますよね。

ここでは、抜歯後の正しい過ごし方を、わかりやすく解説します。

抜歯後すぐの歯磨きはどうする?

結論から言うと、抜歯した当日は、傷口を避けてやさしく歯磨きをしましょう。

・抜歯した部分はブラシを当てず、周りの歯をやさしく磨く
・強いうがいは控える(血のかたまり=血餅を守るため)
・うがいは軽く水を含んで、そっと吐き出すだけでOK

なぜ注意が必要?

抜歯した穴には血がたまり、「血餅(けっぺい)」という自然なかさぶたができます。

これがはがれてしまうと、治りが遅れたり「ドライソケット」と呼ばれる強い痛みの原因になるため、注意が必要です。

抜歯翌日からの歯磨きのポイント

翌日以降も、抜歯部分を直接ゴシゴシ磨くのはNGです。

でも、ほかの歯はいつも通りきちんと磨きましょう。

お口の中を清潔に保つことで、傷口の感染を防ぎます。

・抜歯部位は触れないように気をつける
・やわらかめの歯ブラシを使うと安心
・歯磨き後は軽いうがいだけにする

歯科医院でうがい薬(イソジン系など)が処方された場合は、指示に従って使用してください。

抜歯後の痛みはいつまで続く?

個人差はありますが、通常は2〜3日で落ち着くことが多いです。

・抜歯当日は痛み止めが必要なことが多い
・2〜3日目には徐々に和らいでいく
・1週間以上強い痛みが続く場合は要注意

こんなときは早めに歯科医院へ!

・痛みが日に日に強くなる
・口の中が膿んでいる感じがする
・高熱が出る

これらは感染やドライソケットのサインかもしれません。

遠慮せず、歯科医院に連絡しましょう。

抜歯後に気をつける生活のポイント

早く傷を治すために、次のことを意識してください。

・当日は安静に過ごす(運動・飲酒はNG)
・片側だけで噛むようにする
・食事はやわらかいものを選ぶ(おかゆ、スープなど)
・飲み物はストローを使わない(吸う動作で血餅が取れることがある)
・しっかり睡眠をとる

ポイント

自然治癒力を高めるには、ストレスをためず、体を休めることが大切です!

まとめ:抜歯後は「やさしくケア」「無理をしない」が鉄則

抜歯後は、

・傷口を避けてやさしく歯磨き
・口の中を清潔に保つ
・痛みが長引くときはすぐ歯科医院へ

この3つを意識して過ごしましょう。

正しいケアで、スムーズな回復を目指しましょうね!

よくある質問(FAQ)

Q. 抜歯当日は歯磨き粉を使ってもいいですか?

A. 使っても問題ありませんが、傷口に刺激が少ないものを選び、傷口に触れないように注意してください。

Q. 抜歯した部分に白いものが見えるのは大丈夫?

A. 白く見えるのは「フィブリン」という自然な治癒過程の組織です。
基本的には心配いりませんが、強い痛みや腫れを伴う場合は受診しましょう。

Q. 抜歯後、どれくらいで普通に食事できますか?

A. 抜歯後2〜3日はやわらかいものを中心にし、1週間ほどで徐々に通常食に戻すとよいでしょう。
ただし、無理に固いものを噛むのは避けてください。

 

当院では抜歯後のケアまでしっかりサポートしています!

三宮・元町おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科では、抜歯後のケア方法についても丁寧にご説明し、安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

痛みや違和感が続く場合も、すぐにご相談ください。

早期の対応でトラブルを防ぎ、スムーズな回復をサポートします。

お口の健康を守るためにも、少しでも気になることがあればお気軽にご来院ください。

診療のご予約・お問い合わせはこちら

お電話でのご予約・お問い合わせ
tel.078-595-9306

診療時間
9:00〜13:00
14:30〜18:00
/
/
/
/
/
/
休診日:木・日・祝
お問い合わせはこちら
三宮・元町 おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科

【施設基準】

当院は、以下の施設基準等に適合している旨、厚生労働省地方(支)局に届出を行っています。

【連携高次医療機関】

© 三宮・元町 おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科