こんにちは。神戸の三宮・元町おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科です。
今回のテーマは抜歯です。
歯を抜いたあとは、
「いつから歯磨きしていいの?」
「痛みはいつまで続くの?」
と不安になりますよね。
ここでは、抜歯後の正しい過ごし方を、わかりやすく解説します。
抜歯後すぐの歯磨きはどうする?
結論から言うと、抜歯した当日は、傷口を避けてやさしく歯磨きをしましょう。
・抜歯した部分はブラシを当てず、周りの歯をやさしく磨く
・強いうがいは控える(血のかたまり=血餅を守るため)
・うがいは軽く水を含んで、そっと吐き出すだけでOK
なぜ注意が必要?
抜歯した穴には血がたまり、「血餅(けっぺい)」という自然なかさぶたができます。
これがはがれてしまうと、治りが遅れたり「ドライソケット」と呼ばれる強い痛みの原因になるため、注意が必要です。
抜歯翌日からの歯磨きのポイント
翌日以降も、抜歯部分を直接ゴシゴシ磨くのはNGです。
でも、ほかの歯はいつも通りきちんと磨きましょう。
お口の中を清潔に保つことで、傷口の感染を防ぎます。
・抜歯部位は触れないように気をつける
・やわらかめの歯ブラシを使うと安心
・歯磨き後は軽いうがいだけにする
歯科医院でうがい薬(イソジン系など)が処方された場合は、指示に従って使用してください。
抜歯後の痛みはいつまで続く?
個人差はありますが、通常は2〜3日で落ち着くことが多いです。
・抜歯当日は痛み止めが必要なことが多い
・2〜3日目には徐々に和らいでいく
・1週間以上強い痛みが続く場合は要注意
こんなときは早めに歯科医院へ!
・痛みが日に日に強くなる
・口の中が膿んでいる感じがする
・高熱が出る
これらは感染やドライソケットのサインかもしれません。
遠慮せず、歯科医院に連絡しましょう。
抜歯後に気をつける生活のポイント
早く傷を治すために、次のことを意識してください。
・当日は安静に過ごす(運動・飲酒はNG)
・片側だけで噛むようにする
・食事はやわらかいものを選ぶ(おかゆ、スープなど)
・飲み物はストローを使わない(吸う動作で血餅が取れることがある)
・しっかり睡眠をとる
ポイント
自然治癒力を高めるには、ストレスをためず、体を休めることが大切です!
まとめ:抜歯後は「やさしくケア」「無理をしない」が鉄則
抜歯後は、
・傷口を避けてやさしく歯磨き
・口の中を清潔に保つ
・痛みが長引くときはすぐ歯科医院へ
この3つを意識して過ごしましょう。
正しいケアで、スムーズな回復を目指しましょうね!
よくある質問(FAQ)
Q. 抜歯当日は歯磨き粉を使ってもいいですか?
A. 使っても問題ありませんが、傷口に刺激が少ないものを選び、傷口に触れないように注意してください。
Q. 抜歯した部分に白いものが見えるのは大丈夫?
A. 白く見えるのは「フィブリン」という自然な治癒過程の組織です。
基本的には心配いりませんが、強い痛みや腫れを伴う場合は受診しましょう。
Q. 抜歯後、どれくらいで普通に食事できますか?
A. 抜歯後2〜3日はやわらかいものを中心にし、1週間ほどで徐々に通常食に戻すとよいでしょう。
ただし、無理に固いものを噛むのは避けてください。
当院では抜歯後のケアまでしっかりサポートしています!
三宮・元町おとなこどもKOTA歯科・矯正歯科では、抜歯後のケア方法についても丁寧にご説明し、安心して治療を受けていただけるよう心がけています。
痛みや違和感が続く場合も、すぐにご相談ください。
早期の対応でトラブルを防ぎ、スムーズな回復をサポートします。
お口の健康を守るためにも、少しでも気になることがあればお気軽にご来院ください。